〜稲荷神社〜

腰痛のため入院して1か月。気がつけば今年もすでに2月。このスピードだとまたすぐ年末なんだなぁ。

たしか去年の今くらいからコロナウィルスが騒がれるようになったかと思います。まだ呑気に熱海観光を満喫してた事を思いだしました。来年の今頃は一体どうなっているのやら…。神のみぞ知る、でしょうか。

ところで先日、この建物の屋上で神様と出会いました!屋上はリハビリのため歩けるように綺麗に整備されていて、「屋上庭園」とよばれています。そのスペースの一角に小さな稲荷神社が鎮座していました。

この病院が当地に移転してきたのが昭和3年。当時この一帯は旧紀州徳川家の庭園で、古くから稲荷神社が祀られていたそうです。

昭和12年、旧紀州徳川家の末裔にあたる井田家が台湾へ移住する事になり、こちらのお稲荷様は現在の日野市にあり古くから縁のある宗印寺の住職へ託されたそうです。

終戦後の昭和28年、関係者の間で協議し、宗印寺から御神木を、そして初代紀州公(家康の十男、頼宣)を祀り、その後人々から崇め続けられてきました。

昭和42年、新しい病棟建設のため建物と駐車場の小さなスペースに移転、平成18年、外来病棟建設を機に現在の屋上庭園に落ち着いたという事です。

このように都内にはまだまだたくさんの神様が予想外の場所に鎮座しています。江戸東京散歩は本当に楽しくて興味深いです。

早く完治して自由に散歩できるようにと、今日もお参りしてきました。パンパン。

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