画像は神奈川県鶴見区生麦にある「道念稲荷神社」お客さん誘ってちょいと行って来ました。
旧東海道沿いにあるこの神社、毎年6月になると「蛇も蚊も」という行事が行われます。「じゃもかも」と読みます。
蛇も蚊もは、今からおよそ300年前に疫病が流行ったとき、茅で作った蛇に悪霊を封じ込めて海に流した事が始まりと伝えられています。
茅で作った長く大きな蛇を若者、子供が担いで「蛇も蚊も出たけ、日和の雨け、出たけ、出たけ」と大きな声で唱えながら町内を練り歩きます。
動画を観ましたが、いや〜、珍しい行事です。機会があったら是非、体感したいと思います。
さてさて今回お客さんにお出しした酒はヴィーニョ・ベルデというポルトガル産の白ワイン。ヴィーニョはワイン、ベルデは緑。直訳すると「緑のワイン」です。
ですが緑色のワインではなく白ワイン。ベルデという言葉は「緑」「青い」「熟していない」という意味なので「若いワイン」といったとこでしょうか。
うまい、うまいとお客さん大絶賛。ボクも飲んでみましたが、最高でした!
微炭酸でスッキリしていて、しかもこの日は暑かったんで、やけにおいしかったなぁ。
これは日本料理に合うと思い、お出しした酒の肴は「帆立のシソの和風ジェノベーゼのせ」
これもまたワインに合う!とお客さん大絶賛。
簡単なので機会があったら試してみてはいかがでしょうか。
・帆立に塩胡椒
・フライパンにオリーブオイルを入れ軽く焼く。
・シソの和風ジェノベーゼソースをのせレモンを絞って完成。
あっ、肝心のソース、ソース。
・ナッツ、ニンニク、オリーブオイル、塩をミキサーにかける
・シソを加えて再びミキサーにかけて完成。
ナッツはフライパンで煎っておくと良いです。
そしてこの日もおいしいワインと肴で歴史話しに花が咲きました。
1543年、徳川家康が生まれた年。種子島へ中国船に乗ったポルトガル人が鉄砲を伝えた、が通説です。
しかし、最近になって日本の船に乗ってやって来たという説が浮上してるようです。
はてさて一体どういう事か?!
この船、実は日本の海賊「倭寇」の船。なので「倭寇」がポルトガル人を連れて来たってんだからびっくり。
当時、今でいう東南アジアでポルトガル人と倭寇がなんらかの取引をしていたのでは?という事なんです。
日本は戦国時代。諸国の大名はノドから手がでるほど鉄砲が欲しかったはず。ポルトガルからしたら大ビジネスチャンス!一説によると当時、鉄砲一丁2億円?!くらい高値だったそう。
しかしポルトガルは日本への航路が拓けてなかったので道案内が必要でした。
そう考えていくとポルトガル人と倭寇、いい関係が築けたのではないでしょうか。
ポルトガル人宣教師の裏の顔は武器商人。
しかも当時のイエズス会は本気で世界征服を企んでいたそうで。ああ、こわいこわい。
キリスト教を布教し、油断させて現地へ軍隊を送りこむ。まぁ、大雑把にいうとこんな感じで支配していったそうです。ああ、こわいこわい。
まぁ、こういった流れで豊臣秀吉のバテレン追放令へと繋がって行くのです。
知れば知るほど歴史は興味深いですね。動画では他にもいろいろおしゃべりしてます。
続きは是非、動画をご覧ください。