先日、おじ散歩の撮影で訪れた哲学堂公園。とても個性的な所でした。
この公園は1904年に哲学者、井上円了が哲学を学ぶ場として創設した公園。哲学の世界を視覚的に表現しているそうです。
日本各地には昔から妖怪やお化けの話が言い伝えられています。世の中にある様々な不思議な話を研究し、「妖怪博士」とも呼ばれていた井上円了。彼は東洋大学の創立者でもあります。
そんな事からか、心霊スポットとしても有名なようです。
公園の林から女性の泣き声が聞こえてくる。
一家心中した人の霊が出る。
自殺した女性の霊が取り憑いて事故を誘発する…などなど。
世の中、本当に不思議な事で溢れています。そんな不思議な事を不思議なままで終わらせず、謎を謎のままで終わらせず、哲学を通じて人々の日々の営みを探求し続けた井上円了の思いが哲学堂公園に今も残されていました。