前回に引き続き、今回も徳川家康が生まれた頃の時代背景などの話しに花がさきました。
そして遠州山中酒造「葵天下」今回のお供は..。
「アジの南蛮漬け」でございます。
フランス料理に「マリネ」がありますが、南蛮漬けはその仲間と言えるでしょう。
魚や肉を油で揚げたあと、ネギなどの香味野菜や唐辛子と一緒に甘酢に漬けたものです。
アジ、ワカサギ、鳥肉がよく使われます。1〜2時間じっくり漬け込むのが最適とされていますが、長く漬けると骨まで食べられます、あ〜食べたくなってきた〜。
ご存知の通り「南蛮」とは室町時代から江戸時代にかけてつけられていたスペイン、ポルトガルの呼称。
もともと「エスカペッシュ」という魚を揚げて酢漬けにした料理がイベリア半島(スペイン.ポルトガル)で食されていました。
これが日本に伝わり「南蛮漬け」と呼ばれるようになったようです。
ちなみに「チキン南蛮」という定番料理がありますが、宮崎県が発祥といわれています。
もともと鳥肉の唐揚げを甘酢で漬けたものを「チキン南蛮」と呼んでいました。
おそらくどこかの居酒屋で何か新しい看板メニューを開発、これが評判となり定着したのでしょう。
タルタルソースがついてない「チキン南蛮」もあるのでどちらも正解ですね。
あ〜、ビール飲みたくなってきた〜。
本編では日本にキリスト教を広めようとしたスペイン、ポルトガルの思惑について話してます。
これがなかなかエグい。
なぜキリシタン大名が出てきたのか?!
これもなかなかエグい。
日本は戦国時代、世界は大航海時代。
比較してみると見事に繋がっていきます、あっ、ちょっと興奮してきた。
余談ですがフランシスコ・ザビエルのあの個性的な髪型は「トンスラ」っていうんですね。お客さんから教えてもらいました。
トンスラの語源はラテン語で「髪を剃る」という意味なんだそうです。
十字架にかけられたイエス・キリストが頭にかぶせられていた茨の冠を表現したもの、と言われています。
いろいろ勉強になります、それでは本編是非ご覧ください!