今回のおとぼけ動画は9代将軍、徳川家重についておしゃべりしました。彼はいったいどんな人物だったのでしょうか?!
1712年1月28日生まれ 水瓶座
身長約158cm
血筋:紀州徳川家
父親:8代将軍 徳川吉宗
将軍就任年齢:35歳
将軍在任期間:約14年
奥方 正室:1人 側室:2人
子供:男子2人
享年49歳(死因は尿路感染症、尿毒症)
幼少期からなんと大奥へ入り浸り、酒を飲み、それが原因か?!脳性麻痺を発症。
そんなわけで言語障害をひきおこしてしまいました。
話し声を聞いた事のある者はほとんどおらず、家重との会話は側近の大岡忠光とだけだったそうです。
徳川家重、実は女性だったのでは?という説が存在しています。
彼は頻尿で、しょっちゅうトイレへ駆け込みました。
江戸時代、頻尿は特に女性に多かった症状です。
年に数回、歴代将軍が眠る上野寛永寺まで参詣する際、江戸城〜寛永寺までの道筋に囲い式トイレを23箇所作らせたという記録が残っています。
「筒持ち」という尿瓶の持ち係がいるのでトイレを作る必要は無いはずですが、わざわざ囲い式トイレという事なので、しゃがまないと用をたせない女性だったのでは?!ともいわれています。
家重のお墓は芝、増上寺にあります。昭和になりお墓の整備、発掘調査が行われ、歴代将軍の遺体を収める際は「あぐら」が通例であるのに「正座」だったのです。
「正座」は女性を埋葬する時にするものです。
そして遺骨は骨の形状が細く、骨盤も大きく丸みがあり女性的だったのです。
そんな家重将軍の特徴をまとめてみると…
脳性麻痺による言語障害、歯ぎしり。頻尿。大岡忠光頼り。女性説。
それでも将棋が強く、そして幕府の人材登用に優れていたといわれています。
ちなみに家重の時代、どんな出来事があったかというと…
国内では山脇東洋、小杉玄通による日本初の医学解剖が行われました。
解体新書が編纂されたのは次の将軍、家治の時代です。
海外ではワットの蒸気機関が発明されました。
謎につつまれた将軍、徳川家重。まだまだいろいろ出てきそうです。
次回は10代将軍、徳川家治について調べていこうと思います。