さてさて、いよいよ大取りの登場!最後の将軍、徳川慶喜について調べてみました。
1837年10月28日生まれ 蠍座 AB型
身長は153cm〜155cm 当時としては平均的でしょう。
血筋は水戸徳川家。父は徳川斉昭。
将軍に就任した当時の年齢は29歳。在任期間は約1年。歴代の将軍で1番短いです。
そして奥方ですが、正室1人、側室は3人とされてますが諸説あるようです。
子供は男子10人、女子11人。歴代の将軍では3位にランクイン!
ちなみに1位は11代、家斉の53人。2位は12代の家慶で27人です。
徳川慶喜。彼はいったいどんな人物だったのでしょうか?!
将軍就任から大政奉還までずっと京都にいたため、なんと江戸城には入っていない唯一の将軍。
大政奉還による将軍職の返上後、戊辰戦争を経て政治から離れ、静岡に隠棲する事になった時、慶喜の周りになんと20人近くの女性を引き連れていたそうです。
実際に隠棲生活が始まると女性を2人に絞った模様。
この2人の女性はとても仲が良く、生まれた子供もほぼ同数で、皆で同じ家に住み、子供たちもどちらが自分の母親とは特に意識する事なく仲良く暮らしていました。
臆病者か?先見の明あるリーダーか?意見が分かれるのも彼の特徴の1つといえます。
鳥羽.伏見の戦いで、家臣たちには戦えと指示しつつ、自分や側近たちは戦場を離れ、江戸へ向かった(そうせざるをえなかった説あり)事で臆病者とする意見。
大政奉還、江戸無血開城を実現させたのは多くの人命に加え、混乱や脅威から日本を救った優れたリーダーとする意見。
静岡での隠棲生活はとても穏やかだったようで、趣味を楽しみ、ご近所付き合いもよく「ケイキ様」と呼ばれ親しまれていました。
慶喜の時代、どんな出来事があったかというと…
やはり大きな出来事といえば大政奉還、そして戊辰戦争でしょう。
海外ではノーベルがダイナマイトを発明。マルクスの「資本論」完成。
慶喜の人物像をまとめてみました。
・将軍として江戸城に入っていない唯一の将軍。
・多趣味(弓道、カメラ、自転車、油絵、釣り)手裏剣の腕前はトップクラス。
・文芸、武芸に精通。
・豚肉が大好物だったそうです。
1912年のタイタニック号沈没事故当時はまだご存命で1913年11月に肺炎によりこの世を去ります。
享年76歳。歴代将軍で1番長生きした方です。
あるご縁があり、あの渋沢栄一が慶喜に仕えていた時期がありました。とても良い間柄だったのでしょう、日暮里駅近くにある谷中霊園の慶喜のお墓の近くに渋沢栄一のお墓があります。
歴代将軍、15人にスポットをあて、いろいろ調べましたが、皆、それぞれ個性的でとても興味深いものになりました。歴代将軍を通じて江戸時代の雰囲気も感じとれて勉強になりました。
次回のおとぼけ動画、新シリーズ、up次第またブログに投稿したいと思います!