日々是好日

〜滝野川ゴボウ〜

江戸野菜シリーズ、今回は滝野川ゴボウ。ゴボウが日本に伝わったのは中国からとされ、解毒、解熱など、もともと薬として利用されていましたが、食用として利用されるようになったのは平安時代からといわれています。ゴボウの記述が平安時代に出された辞書に記...
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〜千住ネギ〜

江戸野菜シリーズ、今回は千住ネギ。現在の葛飾区にある水元、金町一帯は昭和の中頃まで千住ネギの産地として有名でした。その昔、この辺りの農家の人達が「熊手ネギ」「砂村ネギ」を改良し、より品質の高いネギを作ろうと競い合い完成し、特に千住周辺で作ら...
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〜谷中生姜〜

江戸野菜シリーズ、今回は谷中生姜。谷中生姜の旬は夏。江戸時代、夏の暑い盛りの食欲増進のために食べられていたので「盆ショウガ」とも呼ばれていました。また、谷中の僧侶、商人、職人たちはお中元の贈答品として利用していたそうです。栽培されていたのは...
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〜煕代勝覧絵巻〜

先日、おとぼけdeチャンネルで「煕代勝覧を歩いてみた!」を公開しました。今回はこの「煕代勝覧」について書いていこうと思います。まずはこの「煕代勝覧」とは何か?今から200年ちょっと昔の文化2年(1805年) 神田から日本橋までの様子を描いた...
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〜練馬大根〜

前回の内藤トウガラシに続き江戸野菜シリーズ、今回は練馬大根。あの生類憐れみの令で知られる五代将軍、徳川綱吉が将軍になる前に江戸患い(ビタミン不足による脚気など)にかかり、下練馬村に別邸を建て、敷地内で大根を栽培し食したところ病が治った、とい...
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〜江戸野菜〜

その昔、江戸近郊にはたくさんの農家があり、たくさんの種類の野菜が栽培されていました。明治以降、人々の生活の変化に伴い残念ながら無くなってしまった品種もありますが、今でも元気に栽培されている野菜があります。そんな野菜を紹介したいと思います。今...
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〜病院の屋上から〜

腰椎炎症のため入院して約1ヶ月半。この病院の屋上からは富士山、初台オペラシティ、三軒茶屋キャロットタワー、すぐ手前には明治神宮が見えます。この文章が投稿される頃にはすでに退院しているので、屋上からの眺めを記念撮影。それにしても明治神宮はとて...
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〜女性と富士山〜

腰椎の炎症を患い、今年の1月上旬からお世話になっている病院の屋上から天気が良いと富士山が見えます。
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〜薬の町 日本橋本町〜

現在、1300万人以上の人たちが暮らす巨大都市、東京。その中心部のほとんどが埋め立てて造られていたとは...わかっているけど、高い所から見渡せば見渡すたび、歩けば歩くたびに驚きです。今から400年以上前、あの徳川家康により埋め立て工事が始ま...
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〜薬と江戸時代〜

医薬マニアだったとされる徳川家康は健康に気を使い、70歳過ぎまで生き、当時としては長寿でした。孫である3代将軍家光が3歳の時、医者でもどうにもならない病気を患い自家製の「紫雪」という薬で救ったという記録が残っています。この薬「しせつ」と読み...